スイカのお話 [Novel]
ころ ころ 転がってゆくのは
夏の忘れ物かしら・・・
あの、暑かった夏を思い出すわね。
そうだ
今日はスイカのお話しでも。。。
***** ----- ***** ----- ***** ----- ***** ----- *****
待ちわびて・・・ [Novel]
家をでる 君の笑顔に魅せられて
今日まで待ち続けてしまいました
目を瞑れば あの橋の向こうから
思いっきりの笑顔を見せて
駆け寄ってくる君の姿が・・・
あの夏の日から 61年
私の頬を伝うのは
涙ではなく 抜け落ちそうな記憶の束
忘れたくない 忘れられない
あの日の悲しみ
この日の苦しみ
せめてこれ以上の怒りを繋がないよう
平和を祈り続けます
核兵器のない世になるよう
ただ 祈り続けます
あの日から61年目の
穏やかな 同じ色をした空が
今日も横たわっています
8月6日 広島
8月9日 長崎
2006. 8. 6
Copyright(c)2005-2012 tozyee ゆめ乃. All Rights Reserved.