ゆめくい - part 1 - [Novel]
涙を流していいんですよ
がんばらなきゃ・・・って
心が頑張りすぎるときがあります
でもね
胸にたまったいっぱいのことを
少し吐き出すことで
また歩いていける･･･ってことも多いはず
泣いてもいいんですよ
どんなときでも
みんなが あなたを見守っているのですから
元気です。 - part 8 - [Novel]
だんまりを決め込んだ暗い空に
時折 稲妻が走り
最大級の雷鳴が轟くと
あいつはやってくる
音をなくし 色を消して
モノクロの一瞬を作り出す
そんな 寒い朝のひとコマ
だいぶんと間が開いてしまいましたが、
「元気です。」のお話の続きを書きました。
とても寒いこの頃、
お家でまったりしているとき、夜が長く感じられたりする時などの、
ちょっと変わった時間つぶしに、お話などいかがでしょう?
最初のお話を忘れちゃったわ! と、おっしゃられる方は、
下のお話順番をクリックして下さると、とてもうれしいです^^
ちょっとだけ、お付き合いしてくださいな^^
| 元気です | -1- | -2- | -3- | -4- | -5- | -6- | -7- | -8- |
いつかきっと [Novel]
思うようにいかなくて
ついつい 下を向いてばかり
ついてないよな・・って
石ころを蹴飛ばしたりして
ますます気がめいって 下ばかり見ている
だけど 雨あがりのあの日
僕はみつけたんだ
水溜りに映る 木々の小枝たちが
ゆさゆさと 楽しげに手招きしているのを
その水溜りに青空を見つけ
おもわず 空を見上げたとき
縮こまっていた 僕の心の中に
風が吹いたんだ
それは それは とても清しく
知らないうちに 顔が綻んでくるような
そんな風だったんだ
だからさ
そんなしかめっ面をしていないで
いっぺん 顔を上げてごらんよ
なっ
ちょっとだけ いい気分になっただろ?
いつかきっと(彼岸花とあしながさん) [Novel]
いっぱいに伸ばしたそのシベが
いま 静かに肩の荷を下ろし
きみが色あせようとも
結んだその実が いつか旅立つまで
今度は僕が 見守り続けよう
そして いつかきっと
花咲くきみと一緒に
同じ空を 仰ぎ見たいものだね
いつか きっと
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