公孫樹、はらり。。

それは　遠い空から墜ちてきました

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きみに逢えてよかった

きみのおじいさんに　あったことがあるよ
きみのおとうさんに　あったことがあるよ

きみのおばあさんは　かわいかったよ
きみのおかあさんは　きれいだったよ

いま　きみにあえて
この森が　あの時のままでいてくれているようで
ここの真ん中が　あったかくなる

ほんとうに　ほんとに...
きみに逢えてよかった

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飛んだ・ネコ跳んだ・金木犀とんだ

「金木犀が咲いたみたいよ」と母の声
南側の窓を思いっきり開け放つと
そこはかとなく　甘い香りが・・・

ご近所へのお裾分けは
午後三時の風に乗せて
他愛も無いおしゃべりと共に...

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お花畑は大騒ぎ

元気をひとつ　召し上がれ
お代は　そなたの手のひらから
零れ落ちそな　夢ひとつ
花テーブルにおいてゆけ

やがて花は実となって
そなたの夢を膨らまし
決して無くさぬ夢として
その手のひらへと戻そうぞ


お代はひとつ　夢ひとつ
やがて咲く花　蜜ひとつ
きっと咲かせてくだしゃんせ




花畑カフェ。。受付はこちらのテーブルでございます。

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コスモス畑より

ほんの少し　勇気をだして
ほんの少し　向かい風を受けて

さあ　いまだよ
ここから飛び上がろう

ほんの少し　高く舞えば
ほんの少し　振り向けさえすれば

見えるはずさ
僕の居場所が

戻ろう　勇気をだして
あの　花咲く丘へと...

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きつねのかんざしさすきつね

赤い花ひとつ　掴まえて

ぴょんと跳ねて　かけてゆく


うしろにおおきなしっぽがひとつ

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秋色交差点

高い空の　もっと上
季節の風が　通り過ぎていくよ

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ねこじゃらしの季節

休耕田にもほもほと
ちっちゃなシッポが　勢ぞろい

やわこい初秋の　夕日を浴びて
きらきら　キラキラ　ひかってたよ

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かくれんぼ

高い　高い　空の上
きみの瞳に映るのは

ぼくの姿
それとも赤い　紅の花

低い　低い　土の上
あいつの瞳に映るのは

おれの影
それとも緑の　葉っぱ森

隠恋慕するもの　よっといで

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花はす畑の仲間たち

おぉ～い　ぉお～ぃ
おいらが何処にいるか　わかるかい?
ほらほらもっと　ずっとした

やぁ　やっと見つけてくれたのか!!
じゃ、ここはおいらが案内するね☆

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